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不登校の経験を経て
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昨年3月まで当フリースクールに通っていた高校1年A君から、
「居場所づくりや学習支援に興味があるので、先生がやっている居場所づくりのお手伝いをさせてくれませんか?」
と連絡をいただきました。
「居場所づくり」とは、私が代表を務めているさののわという団体で運営している「ぷれすた」のことです。
「ぷれすた」は、小中学生の放課後の居場所づくりを目指し、学習のサポートや一緒に遊ぶ機会を提供しているものになります。(詳細はInstagram参照)
ぷれすた|放課後の居場所@佐野市|(@play_and_study_sanonowa) • Instagram写真と動画
そこでのボランティアに名乗り出てくれたA君。
「なんで居場所づくりとかに興味を持ったの?」
と尋ねると、
「先生のところに通うようになって、自分と同じように学校行かないという選択をしている人が多くいるのを知って、大人になったら自分の経験を活かして、病院と併せてフリースクールも運営したいんです。」
「医療的な側面からのサポートだけでなく、実際に居場所をつくり、心理的なサポートもしていきたいと思って。」
「こんな風に考えるようになったのは、やっぱり自分自身が経験したからだと思います。」
と医者を目指すA君は答えてくれました。
まさに、
「不登校の経験を経たからこそ描く未来」
です。
僕は基本的には、どんな成功も、失敗も、挫折も、遠回りも、寄り道も、欠かすことのできない人の人生のピースだと思っています。
「不登校」もそのピースの1つです。
(ちなみに僕は大学受験、そして教員採用試験で失敗しましたが、結果大正解の人生となっています。)
不登校というのは、きっと辛いことも少なくはないと思いますが、
「あの経験があったから!」
「この経験を活かして!」
「ここで学んだことが!」
と、きっと言える時が来ると思いますし、そんな風に言えるような関りをしていきたいと思っています。
よし!
彼がフリースクールをスタートさせたら、その時はスタッフとして雇ってもらおう!